任期満了に伴う東京都知事選(7月5日投開票)が18日、告示され、午後5時に立候補の届け出が締め切られた。

れいわ新選組の山本太郎代表(45)は午前10時から、JR新宿駅南口で第一声の街頭演説を行った。緊急政策として地方債を発行して総額15兆円を原資として全都民に10万円を給付、全事業者に100万円を支給するなどの新型コロナウイルス対策を実行すると強調。「全国の知事と力を合わせて、新型コロナウイルスの被害をコロナ災害として災害指定したい」と訴えた。

東京五輪・パラリンピックに関しては「来夏までにワクチンや特効薬が出来ているという約束を誰が出来ますか? 安全がしっかりと担保され、安全な状況で五輪を開催することが東京の責任」と、あらためて中止を唱えた。また、再選を狙う小池百合子知事のコロナ対策に関して「(小池さんは)毎日テレビに出ていながら何もやって来なかった」と、痛烈に批判した。

 

18日告示された東京都知事選に立候補の届け出をした候補者は以下の通り。

 

れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の牛尾和恵氏(33)政治団体代表の平塚正幸氏(38)、元派遣社員の内藤久遠氏(63)が出馬を届け出た。