政令指定都市の大阪市を廃止し4特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が1日午前7時から始まり、午後8時に終了した。即日開票される。

推進派の大阪維新の会代表、松井一郎大阪市長(56)と、代表代行の吉村洋文大阪府知事(45)が記者会見を行う大阪市内のホテルには、同7時すぎから、多くの報道陣が駆けつけた。

会場には、報道陣に約90席のいすが用意され、間隔を空けて設置された。テレビカメラは約30台で、会場の両サイドや後方に並んだ。関係者によると、約60社の報道機関が集まった。

会場では、モニターが設置され、NHKの放送が映し出され、記者が確認する場面もあった。

維新の関係者の控室も用意されており、会場の様子をうかがっていた。

新型コロナウイルス対策として、入り口にはアルコール消毒のボトルが数本用意され、関係者らが再入場の際も消毒を呼びかけていた。