立憲民主党の泉健太政調会長は12日の会見で辞意を表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任人事について密室性を批判し、女性の新会長誕生も選択肢とした。

「組織に諮る前に後任人事を内定させてしまう行為は好ましいとは言えない。世論が密室という風に言うのは当たっている」とした上で「我が国がジェンダー平等を推進する国であるという意味からも女性会長は有力に選択肢」と語った。

また泉氏は4日に森会長が自らの「女性蔑視」発言を謝罪撤回したことについて「森会長の謝罪からは本音として、ジェンダー平等を理解をし、その認識を持ったと理解していない。世の中が騒いだから撤回する、謝罪するというものではなく違うものを国民、世界は求めていた」と改めて批判した。