立憲民主党の福山哲郎幹事長は、15日午前の参院予算委員会の集中審議で総務省幹部らの違法接待問題を追及した。

福山氏は初めて参考人招致されたNTTの澤田純社長に、政務三役や武田良太総務相と会食の事実確認を行ったが、「個別の会食の有無については控えさせていただきます」と澤田氏は回答を拒んだ。

NTTは総務省幹部に加え、総務相経験者の自民党・野田聖子幹事長代行、高市早苗元政調会長らとの会食も明らかになっている。福山氏は、武田氏にNTTとの会食の事実確認を5回連続で行ったが「個別の事案1つ1つにお答えするのは控えさせていただきたい。国民のみなさんから疑念を招くような会食や会合などに応じることはない」と武田氏はこれまでの主張を繰り返し、野党側が反発して紛糾した。