静岡市葵区の駿府城公園でこのほど、堀を1周する遊覧船「葵舟」の就航記念式が行われた。
市や地元企業が中心市街地の活性化を図るため、4年前から準備を進め、27日から運航を始める。関係者が20日に同式に参加し、「駿府大黒丸」と「駿府茜丸」の2隻が初披露された。
運航事業者が昨年12月、ケーブルテレビ局「TOKAIケーブルネットワーク」(本社・静岡県沼津市)に決定。同局をグループに含むTOKAIホールディングスの鴇田(ときた)勝彦社長があいさつし、「実に素晴らしいアイデア。グループの総力を挙げて、駿府城エリアを起点にして、大きなにぎわいをつくりたい」と強調した。
田辺信宏市長は「コロナ禍が終息し、世界中から観光客がやって来るまで、静岡市民の皆さんにこの葵舟に乗っていただき、体験してほしい」と訴えた。歌手の太田克樹とカテリンがご当地ソング「思い出の交差点」を熱唱。市内の団体「足久保太鼓」が和太鼓を打ち鳴らし、式典を盛り上げた。
葵舟は土曜、日曜、祝日に運航。二ノ丸堀の南東、東御門前に乗降場がある。通常期の乗船料金は大人1200円、子供600円。

