横浜市戸塚区名瀬町のアパートから逃げ出した体長約3・5メートル、体重約13キロのアミメニシキヘビ捜索は22日、6日に行方不明になってから17日目を迎え、未捜索だったアパート全域の屋根裏捜索を行うことが決まった。

管理会社や家主が協議し、隣人の許可も得て実施。飼い主の依頼を受け、直後から協力を続けていた日本爬虫(はちゅう)類両生類協会理事長で「体感型動物園iZoo」の白輪剛史園長も参加。白輪氏は「これだけ周辺を人海戦術で捜しても見つからないということは、この建屋の中に潜んでいる可能性はある。天井上か壁の中にいてほしいと願っています。1つ1つ(可能性を)つぶしていく作戦の1つです」。目撃情報や痕跡すらない状況が続いているだけに、アパート内捜索は最終局面でもある。天井にある点検口から侵入し、目視で確認作業を行う見込みだ。午後4時29分、いよいよ未捜索エリアへ突入。ヘビは、発見できるのか。注目が集まる。

この日は、横浜市動物愛護センター職員や消防も周辺を捜索している。