6月17日に「ケシの実あんぱん」で知られる築地木村家が111年の歴史にピリオドを打つ。

日刊スポーツ動画班では開店直後から密着して、店のカオとも言えるあんぱんとカレーパンの作業工程に密着した。

もっちりとした生地であんを包み込んで、ふんわりと発酵させる。カレーパンは中火で揚げて片面6分ずつ。側面の白いスジがなぜできるのか、この動画を見ると一目瞭然ですよ。おいしく仕上がる“カレーパンの輪”に注目してください。

そしてあんぱんの焼き。これは細かく解説しません。じっくりごらん下さいませ。

14日の月曜からフル回転で8人の職人がパンづくりの作業に没頭します。より多くのみなさんにパンを食べてもらいたい、という店側の意向で、残念ではありますが食パンの製造はすでにやめています。

それでもおいしいパンたちが待ってますよ。

◆築地木村家 日比谷線築地駅から徒歩1分。日刊スポーツ新聞社本社から155歩で到着します。