第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権1回戦、上野愛咲美四段対盧■樺三段(中華台北)、鈴木歩七段対豊雲九段(北米)、謝依旻六段対陸敏全六段(中国)、仲邑菫二段対金彩瑛六段(韓国)、方若曦四段(中国)対殷明明初段(北米)、ナタリア・コバレワアマ五段(ロシア)対呉侑珍七段(韓国)、黒嘉嘉七段(中華台北)対◆承亜三段(韓国)、李※(森の木をそれぞれ金)怡三段(中国)対マヌエラ・マルツアマ三段(ドイツ)の8対局が18日午後1時(日本時間)から始まった。

新型コロナウイルス拡大感染に伴い、各国間の移動制限が生じているため、今回はネット対局で開催。日本勢は東京・市ケ谷の日本棋院に集結した。

呉清源杯は日本4、中国9、韓国4、中華台北1、北米2、欧州2の22人が各地区代表として参加するほか、推薦出場の「ワイルドカード枠」として仲邑と黒嘉嘉が選ばれている。前回優勝の周泓余六段、同準優勝の於之瑩六段ら中国勢や、藤沢里菜四段は19日の2回戦からの登場となる。

仲邑と対戦相手となる金は、この棋戦の第1回優勝者。強敵相手にどんな戦いぶりを見せるか注目だ。持ち時間は各2時間。18日夕方には決着の見込み。

【注】■は金ヘンに玉。◆は十の下に日を二つ縦に並べ、十の縦棒が一つ目の日を貫く、※は森の木をそれぞれ金