東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダが、先月23日の誕生から1カ月を迎えた。同園は2頭ともに健康で、雌の体重が21日に1キロを超えたなどと報告した。「白黒もはっきりしてきて、ますますパンダらしくなってきた」という。

雄は誕生時に体重124グラムだったが、20日時点で835グラム、体長27・5センチに。雌は誕生時の146グラムから、21日に1013グラム、23日には1133グラム(体長28センチ=20日)とグングン成長している。

赤ちゃんは、母親シンシンが1頭の世話をしている間、もう1頭は保育器で飼育管理されている。シンシンは落ち着いて子どもを世話しており、同園は「30分ほど採食をした後に2~3時間休息するなど、生活のリズムができてきた」と伝えている。