秋篠宮ご夫妻の長女で、26日に婚姻届を提出した小室眞子さん(30)と、小室圭さん(30)が同日午後、都内ホテルで記者会見を行った。

眞子さんは淡い色のツーピースにパールのネックレス、小室さんはダークスーツで並んで会場入り。2人で軽くうなずき合うと、声を合わせ「よろしくお願いします」とあいさつした。

まず眞子さんが、「新型コロナウイルスの感染症の影響が続き、大変な思いをされている多くの方々にお見舞いを申し上げます。そして困難の中にある人を助け、私たちの生活を支えてくださっている方々に深く感謝申し上げます。本日皆様にお伝えしたいことがあるため、このような場を設けました。私が皇族として過ごしてきた中で抱いてきた感謝の気持ち、私たちが感じてきたことや結婚への思いについてお話ししたいと思います」と、時折笑みを見せながらあいさつした。

眞子さんは、周囲の人々や公務で出会った人々への感謝を語り、小室さんとの結婚について「私と圭さんの結婚についてさまざまな考え方があるのは承知しております。ご迷惑をお掛けすることになった方々には大変申し訳なく思っております。また、私のことを思い、静かに心配してくださった方々や、事実に基づかない情報に惑わされず、変わらず応援してくださった方々には感謝しております。私にとって圭さんはかけがえのない存在です。結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と話した。

続いて、小室さんが「私は眞子さんを愛しております。1度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたいと思っております。幸せな時もそうでない時もさまざまな気持ちを2人で分かち合い、励まし合いながら過ごしてきました。この度の結婚に際し、ご迷惑をお掛けすることになった方々には大変申し訳なく思っています。眞子さんと一緒に人生を歩みたいと思わせてくれたのは、周りの方々のおかげです。心から感謝申し上げます」と、笑みを見せながらあいさつした。

2人は交互に手元の文書を読み上げ、10分以上、気持ちを語った。終了時には再び、うなずき合うと「ありがとうございました」と声を合わせてあいさつした。