東京ディズニーランド(TDL)で8日、クリスマスイベント「東京ディズニーリゾート(TDR)のクリスマス」(9日から12月25日まで47日間)がスタートに先立って報道陣に公開された。

ビッグツリーがない代わりなのか、今回のクリスマス期間から「聖夜の妖精/リルリンリン」が初めて登場した。

キルト系の布地のパッチワークでできていて、あたたかみのある姿をしている。全体的には先端に鈴のついた赤い三角防止をかぶっていて、シルエットはクリスマスツリーのようだ。首には赤、緑、ベージュのクリスマスカラーの長いマフラーが巻かれている。

大きな黒い丸い耳が2つついて、ちらりと見える目はミッキーマウスに似ているが、TDLのグッズ広報担当は「ミッキーではなく、クリスマスの妖精です。あちらこちらに出没して赤ではなく緑の帽子をかぶったタイプもみつけることができますよ。細かいプロフィールはまだ公表されていません」とその実態はベールに包まれている。

リルリンリンはTDLだけのキャラクターで、過去の例を見ると、東京発のダッフィー(東京ディズニーシー)はキャラクターがシリーズ化されて、海外のディズニーなどにも登場する現象が起きており、今後、どのような展開に発展するのか注目される。

リルリンリンの関連グッズではお菓子やタンブラー、セーター、巾着、ショルダーバッグ、ミニカーのバスなどにリルリンリンがデザインされているが、リルリンリンが身に付けているマフラーや三角の帽子、さらにピンバッジやぬいぐるみはまだ出ていない。