日本維新の会の片山虎之助共同代表(86)が体調不良による共同代表の辞任が27日、大阪市内で行われた同党の執行役員会で報告され、了承された。松井一郎代表(57)が臨時党大会で明かした。

松井氏によると、片山氏は11月上旬に倒れ、現在は「医学的には意識混濁の状態。ドクターからは通常の職務に戻ることは非常に厳しいと言われている」という。片山氏の息子の片山大介参院議員(55)が同役員会で報告した。虎之助氏は参院議員を辞職する手続きに入るという。

松井氏は「もし自分の健康に何かあれば、周りの方に迷惑をかけることなく、職を辞すると家族には伝えられていたようです。片山代表の思いを実現したい」と話した。