自民党の安倍晋三元首相は24日、安倍派の会合冒頭でウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン国会演説(23日)について「改めて私たち日本はウクライナ国民とともにある。武力による侵略、武力による一方的な現状変更の試みは断固として許さないという決意をするとともに表明したい」と述べた。

ゼレンスキー大統領とは2019年に夫妻で来日した際に首脳会談を行い、ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行ったとした安倍氏は「他人ごとではございません。しっかりとウクライナを支援していくことで、こうした蛮行は許さないということを示しながら新たな国際秩序を確固たるものにしていきたい」と語った。