小室圭さん(30)、眞子さん(30)夫妻が暮らすニューヨーク市では最近、銃関連事件が目立っている。12日朝には地下鉄で銃撃事件が発生し、20人以上が負傷。マンハッタンのヘルズキッチン地区にある夫妻のアパートのすぐ近くでも、2月の昼間に発砲事件が起き男性1人が負傷したという。

同地区に30年前から住む邦人男性は「全体的に治安が悪くなっている気がする。特に発砲事件はよく耳にする。警官も増えた。30年住んでいるが、ここまで発砲事件が多いのは初めて。アジア人へのヘイトクライムもひどくなっている印象です」と話した。また「ウクライナ情勢の影響かは分からないが、いろいろな物価も高騰している」とも。ガソリンはもちろん、ヘルズキッチンのスーパーでは、例えばオーガニック卵12個入りが約8ドル(960円)、牛乳1パック(ハーフガロン1・89リットル)が約7ドル(840円)などとなっている。

夫妻宅近くのスーパーや日本食店などでは今のところ、夫妻の目撃情報はない。眞子さんがボランティアを始めたとされるメトロポリタン美術館は、平日も多くの来館者でにぎわっている。現在、眞子さんが解説文を書いたとされる、彫刻家で画家の山田真山の関連作品も展示されている。(ニューヨーク=新川輝子通信員)