立憲民主党は17日、東京・日比谷野音で参院選(22日公示、7月10日投開票)へ向けて東京選挙区(改選数6)に立候補を予定している現職の蓮舫氏、松尾明弘元衆院議員が集会に参加して、支持を訴えた。

公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職に、自民公認でアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで新人の生稲晃子氏、日本維新の会の新人海老沢由紀氏、れいわ新選組の山本太郎代表らが立候補を表明する激戦区となった。

知名度の高い蓮舫氏の再選が見込まれる一方で知名度で劣勢とされる松尾氏の国政復帰には党内からも危機感が浮上している。立民都連幹事長の手塚仁雄衆院議員は「選挙は掲示板にポスターが貼られたところから有権者が意識し出す。松尾さんのポスターは、蓮舫さんがむっとするかも知れないようなポスターを作らせてもらっています」と、キャッチコピーも含めて斬新なものを投入することを明らかにした。劣勢をはね返すポスター作戦からダブル当選を目指す。

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