約2年半の間、遺体を自宅に放置したとして、秋田県横手署は11日、死体遺棄の疑いで、横手市の無職太田聡容疑者(59)を逮捕した。署によると、太田容疑者は容疑を認めているという。

太田容疑者は「遺体は母親」「(母親は)20年1月に亡くなった」などと供述している。逮捕容疑は20年1月ごろ~22年8月10日までの間、遺体を自宅に放置して遺棄した疑い。警察は親族から、太田容疑者と同居している80代の母親弘子さんと連絡が取れないと、相談を受けて自宅を捜査。遺体を仏間で発見し、身元の調査をしている。