今年10月の選挙で当選に必要な法定得票数に達した候補者がおらず、再選挙となった東京都品川区長選は3日、選挙戦最終日を迎え、石田秀男(63)村川浩一(75)森沢恭子(44)西本貴子(62)石田慎吾(43)山本康行(46)の6人の候補が最後のお願いを行った。前回、最多得票ながら法定得票に約590票届かなかった森沢氏は「皆さんの1票1票が重要。必ず4日に新区長を誕生させましょう」と訴え、次点だった石田秀氏は「即戦力として使ってほしい。今回は負けるわけにはいかない」と呼びかけた。ほかの4候補も重点政策などを訴えた。

今回も前回と同じ6人が立候補しており、再び当選者が出ず史上初の「再々選挙」になる可能性も指摘されている。投開票は4日。