昨年7月の初当選から1度も国会に登院していないNHK党のガーシー(東谷義和氏)参院議員に対する懲罰への動向は6日、岸田文雄首相も出席した自民党役員会でも報告された。

世耕弘成参院幹事長は「30日に議長から招状が発出されており、今日の時点で7日を超えている。直近の本会議に出てこなかった場合は、ただちに懲罰委員会に付託され、懲罰委員会でのプロセスがスタートする」と説明した。その上で「国会法に基づき、毅然(きぜん)とした対応をしてまいりたい」とした。

ガーシー氏に対し、尾辻秀久参院議長は1月30日、国会法に基づき、国会出席を促す「招状」を発出し、受け取った日から7日以内に出席しない場合は懲罰委員会に付される。参院は8日に本会議が行われる予定で、ガーシー氏が登院しない場合は懲罰委員会にかけられることになる。