尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(76)が3日、ブログを更新。学生時代に受けた奨学金の返済について、子どもを出産した場合に返済額を減免するという案に、「ビックリする【差別的政策】!!」と驚きつづった。

尾木氏は、自民党が子育て世代の教育負担軽減に向け、子育て世帯には奨学金の返済を減免することについて議論しているとの報道に言及。「何たる『愚策』か!? いやはや頬が赤らむレベルではないでしょうか?」と痛烈に批判した。

「奨学金の貸与を受けている人が子どもを産むと,奨学金の返済額を軽減したげるというもの 子どもの教育にお金をかけられるようにするといいます」と、自民党内で出た案についてあらためて説明した上で「ビックリする【差別的政策】!!そもそも論で言えば 奨学金は給付型にすべき 教育費用は公費で賄うのが原則」と訴え、「原点ずらしの『異次元の愚策』はごめんです」とした。