史上最年少の26歳で市長に就任した兵庫県芦屋市の高島崚輔(りょうすけ)新市長が1日、就任記者会見に臨んだ。

午前8時45分に初登庁した高島氏は、伊藤舞前市長からの引き継ぎや市幹部との面会など午前中から精力的に活動。午後から就任後初の会見を開き「いよいよ始まったな。その一言です」と感想を述べた。

会見では、市民と対話の重要性を訴えてきた高島氏らしく、質問する記者の目をまっすぐに見据えながら、8日に「5類」に移行される新型コロナウイルス対策やJR芦屋駅前の再開発、教育の個別最適化を主張した。

今後4年間の市政運営について「町づくりの主役は市長ではない。主役はあくまで市民の方々。普段どんなことを考え、悩み、日々生活しているか。ここに寄り添わないと市政運営できない。市民の声を集め、市役所と市民の間に立って市政運営したい」と改めて“対話”の重要性を強調。市民に向けて「これからも声を届けてください。支え続けてください。選挙が終わって、『高島よろしくね』じゃなくて、いろんな形で町づくりを進めていく手段はある。これからもぜひ一緒にやりましょうとお伝えしたい」と語りかけた。

26歳のパワーあふれる市長らしく、「昼食は(市役所の)食堂でカツ丼を食べました。おいしかったです。ぜひ行ってみてください」と笑顔。安全上の理由から当面は車での登庁となることにも、「本当は徒歩で行きたいんですけどね」と残念がった。一方で、最年少市長がクローズアップされることには「最初に注目いただく点で年齢はあるが、ここからは関係ない。何をやるか、どんな結果が残るか。そこにこだわりたい」ときっぱり言い切った。

また、トレードマークともいえる腰を90度近く折った“おじぎ”について聞かれると「気づいたら(やってた)。あんまり意識したこともなかったです。中高時代、柔道を学校の授業でやりましたけど、あんまり関係ないかな?柔道は礼に始まり礼に終わるので、もしかしたら関係あるかもしれません」と苦笑していた。