先月29日からアフリカ4カ国を歴訪している岸田文雄首相は4日午後(日本時間同日夜)、モザンビークの首都マプトで記者会見した。
内政に関連して、衆院解散・総選挙に対する見解を問われた首相は「従来から申し上げている」と前置きした上で「今は重要な政策課題が山積しており、結果を出すことに全力を尽くしているところだ。今は衆院解散・総選挙については考えておりません。その答えに尽きている」とだけ述べ、これまでの見解をあらためて口にした。
岸田首相の衆院解散・総選挙への戦略をめぐっては、先月の衆参5補選で自民党が4勝1敗と数字の上では大きく勝ち越したことを受けて、今月19日から21日に行われるG7広島サミット後の早い段階で、首相が解散に踏み切るのではないかとの臆測がある。
一方で、衆参5補選で勝った選挙区でも僅差の勝利が多かったことから、当面は衆院解散のタイミングではなく、時期は慎重に見極めるべきとの慎重論が、自民党内で出ている。

