岸田文雄首相の裕子夫人(58)はG7広島サミット最終日の21日、サミット出席で日本を訪れた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の金建希(キム・ゴニ)夫人と2人で、お好み焼きランチを楽しみながら懇談した。

広島で生まれ育った裕子夫人は、金夫人に広島名物のお好み焼きについて説明しながら、日本の多様な食文化を紹介。鉄板の上で調理されたお好み焼きを、裕子夫人がへらで切り分けながら、日韓の食文化などについても和やかに語り合った。

岸田首相が2021年9月の自民党総裁選で勝利した当日、帰宅した夫に、手製のお好み焼きを振る舞って勝利を祝ったのは有名な話。日韓関係改善に心を砕く夫と同様に、お好み焼きを通じた日韓夫人外交のひとときとなったようだ。