日本パンダ保護協会の公式ツイッターは27日、今年2月に上野動物園から中国に渡った雌のジャイアントパンダ、シャンシャン(5)が、竹を食べる様子の映像を公開した。「当協会が委託を受けている中国パンダ保護研究センターからシャンシャンの動画をいただきました」と、コメントを投稿。映像はシャンシャンが滞在する、四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターから届いたものと説明し、5月23日と24日のシャンシャンの様子が収められているとしている。

映像によると、シャンシャンは正面のカメラをカメラ目線で見つめるような様子を見せながら、左手に竹を持って元気そうに食べている。音声が入った24日の映像には「シャキッ」などと竹をかみくだいたり、そしゃく音も収められている。

シャンシャンは今年2月21日、上野動物園を大勢のファンに見送られながら出発。中国に到着後は、中国ジャイアントパンダ保護研究センターに入った。検疫期間はすでに終了しており、一般公開に向けた日々を過ごしているとみられる。