JR山手線で24日午前2時25分ごろ、大崎駅構内(東京都品川区)での信号装置の不具合を知らせるメッセージが表示された。山手線では午前4時25分の始発から、内回り、外回りの全線で一時、運転を見合わせた。

山手線は、東京都内の「大動脈」の路線としての役割を担っているだけに、インターネット上では朝から、山手線運転見合わせに関するワードが次々とトレンド入りした。ツイッターのトレンドワードには「運転見合わせ」「京浜東北線」「振替輸送」「迂回ルート」「信号不具合」など、山手線の運転見合わせ関連が一時、8~10ワード並んだ。ヤフーのリアルタイム検索でも一時、上位10ワード中、「山手線運転見合わせ」「運転再開」など山手線関連のものが五つ占めた。

運転見合わせの時間帯は、月曜日の朝の通勤時間帯を直撃。ネット上には「朝から山手線見合わせはつらい」「山手線運転見合わせは痛過ぎる」「山手線が運転見合わせで朝からてんやわんや タクシーも捕まらずまいった~」など、利用者とみられるユーザーのコメントが並んだ。他路線でも遅延や混雑などが起きている影響を報告する書き込みも、多かった、

JR東日本は当初、運転再開を正午ごろと見込んでいると発表していたが、作業が想定よりも早く進んだとみられ、午前9時ごろに運転が再開された。

当初は運転本数が少なく、遅延や混雑が続いた。その後、24日昼ごろまでには平常運転になった。