プロ野球阪神タイガースが18年ぶり6度目のリーグ優勝を決めて一夜明けた15日、関西では祝福ムードが広がった。駅の看板が虎柄になり、優勝セールには長い列ができ、黄色い巨大シートが登場した。

兵庫県西宮市の甲子園球場最寄りの阪神電鉄甲子園駅では、喜びをかみしめたファンらを乗せた終電後の15日未明、駅名の看板を優勝記念版に衣替え。チームカラーの黒と黄色の虎柄に彩られた。10月17日まで掲示される。

阪神百貨店では記念セールがスタート。梅田本店には約2000人が並んだため、開店を30分早めて9時半にオープンした。開店前の「Vセレモニー」では、マスコットのトラッキーらがくす玉を割って祝福。18年ぶりにちなんだ1800円の福袋やお楽しみ袋も販売された。東京都渋谷区の会社役員杉本昌範さん(59)は優勝を球場で見届け、午前7時から開店を待った。「感動した。友だちに何か記念になるものを買って帰りたい」と意気込んだ。

阪神電鉄大阪梅田駅近くの複合ビルには、「優勝」「引き続き、ご声援よろしくお願いします」と記された高さ約38メートルの黄色い巨大シートが掲げられた。通勤途中の男性会社員(54)は「昨日は自宅で優勝の美酒を飲み過ぎた。二日酔い気味やけど、気分は最高」と朝からハイテンション。毎年開幕前に「日本一早いマジック点灯」を実施している兵庫県尼崎市の尼崎中央3丁目商店街でもセールの張り紙が並んだ。優勝記念セレモニーでは、アーケードに掲げるボードのマジックナンバーを「1」から「0」に変え、六甲おろしを大合唱した。【松浦隆司】