第19回アジア大会の囲碁男子個人戦(中国・杭州)は26日、予選を終え、日本から出場した芝野虎丸九段(23)は3勝3敗でA組4位、一力遼九段(26)は4勝2敗とB組3位でそれぞれ予選を突破した。
予選は日本、中国、韓国、中華台北、香港、マカオ、マレーシア、タイ、シンガポールの9つの国と地域から2人ずつ出場して予選A、Bにそれぞれ分かれ、24日からリーク戦を行っていた。各1~4位の8人によるトーナメントは27日から始まり、優勝を争う。囲碁は今回、マインドスポーツ競技の1つとして採用された。
本戦準々決勝の組み合わせは、<1>申眞■(■は言ベンに婿のツクリ)九段(韓国=A組1位)対■(■は頼のオオガイが刀の下に貝)均輔八段(中華台北=B組4位)<2>許皓■(■は金ヘンに宏)九段(中華台北=あ組3位)対朴廷桓九段(韓国=B組2位)<3>楊鼎新九段(中国=A組2位)対一力(B組3位)<4>芝野(A組4位)対柯潔九段(中国=B組1位)。準決勝は<1>と<2>の勝者、<3>と<4>の勝者が対戦する。