将棋日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)の準決勝、藤井聡太8冠(21=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)、永瀬拓矢九段(31)の公開対局が21日、Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われ、後手の藤井が84手で永瀬を破り、3年連続決勝を決めた。11月19日の決勝(関東大会)では、糸谷哲郎八段と渡辺明九段との勝者と激突する。

藤井が8冠達成後、初の公開対局には延べ4278人が来場した。藤井-永瀬のJT杯準決勝「黄金カード」には会場の2396人が熱視線を注いだ。広報担当者は「王座戦が終わったばかりで、ナマの藤井8冠をご覧になりたいという方が多かった」と“全8冠効果”の大きさに驚いた。事前申し込みのため、当日券は販売していなかったが「もし、当日券を販売していたら、もっとすごいことになっていたかもしれません」。JT杯では勝者が来場者をお見送りする“大役”がある。終局後、大行列が出来た。