大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(54)が5日、フジテレビ系「日曜報道 ザ・プライム」(日曜午前7時30分)に出演し「物価高対策は賛成なんですけれども、岸田政権残念なのが、きちんとした物語、論理、ロジックができないと思う」と岸田文雄首相の推進する経済対策について真っ向から批判した。

国民全体にかかる家計負担について高額所得者も含んだ定額減税に対して、所得制限の是非について論議されているが、橋本氏は「経済の総論から言うと、物価が上がって物価高対策なんだ、と言っているのに、そこで景気対策的なことをやったら」と手振りで右上がりの上昇グラフをつくりながら「そらまた物価がどんどん上がっていくんじゃないですか?」と話した。

同じく生出演した新藤義孝経済再生相(65)は「そこは私も非常に注意していて、前提として、そういうことを言う人は『これはインフレの政策ですか?、デフレの政策ですか?』という。それはポイントだけの理論なんですよ」と話し「賃金が構造的に上がってくるよ、という世の中にしないと、いつまでたっても日本のGDPは上がらないし成長もしない。低成長のままとりあえず現状維持では将来がない」と説明した。

対して橋下氏は「政策をどうとるかは政治家の判断です。一国民としては、この状況で現役世代の可処分所得をとにかくあげて行くんだというメッセージと政策をしてもらいたい」と岸田政権の国民に対する強いリーダーシップの必要性を強調した。