大阪府知事や大阪市長を歴任した弁護士の橋下徹氏は27日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演し、自民党の複数派閥が政治資金収支報告書の不記載について告発された問題で、「自民党の皆さんは道徳教育が必要」と激しい口調で非難した。

「政治をやるのにお金が必要だからと献金でまかなっていたが、癒着がひどくなった。政党交付金(の制度)ができて献金はやめようとしたが、なし崩し的に続いている。政治は二重取りだ」と、不公平さも指摘した。

続けて、野党も「口撃」し「野党は追及しにくい。野党も企業団体献金をもらっている。がんがん追及できる野党がいないのが日本の不幸だ」と、した。

MCの谷原章介から「もう1度、政党をつくって」とお願いされると、橋下氏は「誤解を生むことはやめてください。仕事に影響します。普通の民間人ですから」と笑いながら答えた。