将棋の藤井聡太8冠(21)と永瀬拓矢九段(31)が15日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で東西将棋会館建設クラウドファンディング特別対局を行った。来年100周年を迎える日本将棋連盟の会館建設費を募る、第5期クラウドファンディング(CF)での返礼のイベント。80万円の寄付を行った15人の支援者へのリターンとして、対局の観戦と、別室での大盤解説会への参加という権利がついた。

対局は和服姿の公式戦ではなく、私服でふだん行っている研究会を見せる形としており、その際に使う駒も並べ、2局行った。終局後の感想戦も両者、ピンマイクを着けており、生の声を聞くことができた。

10月1日から12月24日までの期間で行われている第5期CFの返礼品の1つとして出されたこの企画、あっという間に完売したという。半数以上は女性だった。藤井関連では、来年2月14日に都内のホテルで行われる「ファンミーティング」(35万円、定員30人)もやはり瞬時に完売。人気の高さをうかがわせている。

日本将棋連盟によると、第5期CFは目標の1億円を上回り、2億3000万円を超える寄付金が集まっている。