藤井聡太王将(21)が挑戦者の菅井竜也八段(31)に3連勝した、将棋の第73期ALSOLK杯王将戦7番勝負第4局が8日、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で2日目が再開された。後手の菅井の40手目の封じ手開封では立会人の中村修九段(61)が「封じ手は後手4二飛成です」と言い間違えるハプニングが発生した。

昼食休憩前、ネット中継のインタビューに登場した中村はハプニングについて質問されると「何かありましたっけ?」と苦笑い。

「封じ手は飛車を動かす一手だと思っていた。実際に飛車交換しているのですが…。(封じ手の用紙を)持って、飛車の矢印が書いてあったが、何を勘違いしたのか、上と下の(矢印を)勘違いしてしまいましてね。『4八飛成』と言わなければいけないところを『4二飛成』と言ってしまいました。恥ずかしいですね」と首をすくめた。

「もう来年、(立会人に)呼んでもらうことはないと思います。きょうは最後の立会人だと思いますね。これから大切にやりたい」と話した。