立憲民主党の小沢一郎衆院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、岸田文雄首相が28日夜、2024年度予算の成立を受けて官邸で開いた記者会見で、物価高を乗り越えるための国民に対する「2つの約束」に言及したことについて、言及した。

「そもそもこの人物は約束など守った試しがない」と酷評した上で「どこかへ消えた令和の所得倍増も、新しい資本主義も、異次元の少子化対策も全部忘れてしまったのか?その場しのぎでそれらしいことを言っておけばいいさということだろう。国民は完全に馬鹿にされている。自民党の終焉は近い。国民の手で終わらせるべき」と投稿。「言うだけ」に終始している岸田政権の重要政策を念頭に、首相の対応を批判した。

岸田首相は28日夜の会見で「2つの約束」について「まず今年、物価上昇を上回る所得を必ず実現します。そして来年以降は、物価上昇を上回る賃上げを必ず定着させます」と語った。