国民的テレビゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親として知られるゲームデザイナー堀井雄二氏(70)が27日、X(旧ツイッター)を更新。開発中とされる同シリーズ12作目「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」の進捗(しんちょく)について報告した。

1986年5月にファミコン用ソフトとして初代「ドラゴンクエスト」が発売されてから38周年を迎えたこの日、堀井氏は「皆さん、たくさんのおめでとうを本当に、ありがとうございます」とファンに感謝するとともに、「心配をかけているドラクエ12ですが、実はさっきまで、その打ち合わせをしていました」と言及した。

同タイトルは派生作品ではない、いわゆる本編のシリーズ最新作として、21年5月に公式サイトの配信番組内で発売が正式発表された。しかし、発売元であるスクウェア・エニックスが13日に発表した24年3月期連結決算において、進めていた一部ゲームの開発を中止したことによる廃棄損として約221億円の特別損失を計上。開発中止になったプロジェクト名は明かされず、これによりSNS上などでは「ドラクエXII」への不安の声もあがっていた。

しかし堀井氏は今回の投稿で「まだ詳しくは言えませんが、亡くなったおふたりの遺作に相応しいものをと思っています」と、同シリーズのキャラクターデザインを手がけた漫画家の鳥山明さん、そして音楽を手がけた作曲家のすぎやまこういちさんへ思いをはせつつ、「頑張るぞお!」と意気込みをつづり、フォロワーからは「それを聞くだけで、安心しました 信じて待ちます 完成を楽しみにしています」「3人の最後の作品となるドラクエ12を待っています。時間はかかっても待っています」「堀井さん、期待してます!信じてます!どうか健やかに頑張ってください!!」といったコメントが相次いだ。