20日告示の東京都知事選(7月7日投開票)に出馬表明した広島県安芸高田市の石丸伸二市長は6日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、市長退任式に臨んだことを報告した。
「本日、退任式がありました。元々は職員向けだったのですが、一般の方にも多く参観して頂いたので、とても賑やかな式典となっています」とした上で「振り返ってみて、とても充実した4年間だったと感じます。本当にありがとうございました」と1期4年を振り返った。
石丸氏は6日夜、ユーチューブの「広島県安芸高田市公式チャンネル」に、同日夕に市役所で行われた退任式の様子の動画も投稿した。石丸氏はこの中で、自身を支えた副市長や教育長に「言葉では言い表せないほどの思いを持っている。4年間、本当にありがとうございました」と感謝。「1期4年を振り返ると、とてつもない充実感を覚える。4年でできることはすべてやりきったと思います。必要がないのに続けてしまっていたことをやめ、必要があるのに止まっていたことを進め、さらに新しいことを始めた」と、振り返った。
市職員に対しても「既成観念にとらわれず、改革を断行する。私がずっと言っていたことですが、皆さんは見事にやってのけた。組織の長としてこれほどにうれしく誇らしいことはありません。本当にありがとうございました」と呼びかけた。「私たちは変われるし、変えられる。みなさんが知っている話ですが、これからも忘れないでください。これからも困難はあると思うが、みなさんはきっと乗り越えられる。安芸高田市はみなさんにかかっている。この町の未来を頼みました」と述べ、今後への期待も示した。
石丸氏は前市長の辞職に伴う2020年8月の出直し市長選に出馬、初当選。議会の様子や、地元メディアとのやりとりなどを映した非公式の「切り抜き動画」などがネット上で拡散し、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いが大きな話題となり、注目を集めた。人口約2万6000人の同市の「広島県安芸高田市公式チャンネル」の登録者数は、約26・8万にのぼる。石丸氏は最後に「市民のみなさん、メディアのみなさん、そして全国のみなさん。これからもどうか、どうか安芸高田市にご期待ください」と口にし、感無量の表情であいさつを終えた。
正式な退任日は6月9日。今後は都知事選出馬の準備を本格化させるとみられる。

