米国のコーヒー専門店スターバックスが、熱いコーヒーを渡してやけどを負わせた客に5000万ドル(約74億5000万円)を賠償することになった。
AP通信やCNNなど、米国メディアが16日(現地時間)に報じたもので、14日に開かれたカリフォルニア州の裁判で、陪審員団が判決を出した。
訴訟はカリフォルニア高等裁判所に20年2月8日に提起された。配達運転手のマイケル・ガルシア氏が、ロサンゼルスのスターバックスのドライブスルー売り場で飲み物を受け取った際に、熱いコーヒーが膝の上に落ちた。この事故で、ガルシア氏は、性器の神経損傷など重傷のやけどを負ったと主張していた。
ガルシア氏の弁護士は「当時店員が飲み物3杯をコーヒーホルダーに入れて渡したが、そのうち1杯がホルダーにしっかりと入ってない状態だった。渡す過程でそのコーヒーが、ガルシア氏に落ちた」と、スターバックス側の注意義務違反を指摘した。
実際に公開されたドライブスルーの内部映像には、飲み物の1つが、ホルダーにきちんと入っていないことが映っていたという。ガルシア氏は、性器に皮膚移植手術を2回受けたといい、弁護士は「性器変形、変色、長さと太さ減少、持続的な勃起不能などを体験していて、性関係時に痛みを感じている」と主張した。
スターバックス側は控訴する方針で「ガルシア氏の被害に共感するが、この事件に対する責任が私たちにあるという陪審員の決定には同意しない。賠償金も過度だと考える。我々は常に最も高い水準の安全基準を順守してきており、これには熱い飲み物の取り扱いも含まれる」と主張した。
韓国メディアkbcNEWSは17日「性器永久損傷…スターバックスの不注意でやけど…727億ウォン賠償」のタイトルで大きく報じた。

