3連覇を目指す藤井聡太名人(竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖=22)が永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受ける、将棋の第83期名人戦7番勝負第1局が10日、東京都文京区にある「ホテル椿山荘東京」で再開された。9日午前9時からの2日制で始まった対局は、振り駒で先手となった永瀬が83手目に1時間55分も使って封じ、初日を終えた。
角換わりに進行した「令和のゴールデンカード」の2日目午前中は、わずかに3手指されただけ。勝負どころにさしかかり、お互いに「詰む、詰まない」の最終盤までの正確な読みが要求されている。
正午からは1時間の昼食休憩となった。永瀬は初日に続いて「にぎり寿司盛り合わせ 米茄子(なす)の鴫(しぎ)炊きとともに」、アイスコーヒー。デザートは「ショートケーキ フルーツ添え」から「デアバウムクーヘン フルーツ添え」にした。藤井は「冷たい天ぷら蕎麦(そば)」とウーロン茶を頼んだ。名人戦3年連続登場で、当地で開幕局を迎えている藤井は一昨年の2日目に冷たい天ぷらうどん、昨年の2日目には冷たい天ぷらそばを選んで、いずれも白星を挙げている。
午後1時になり、対局は再開された。お互いに熟考を繰り返したまま、激しい終盤を迎えそうだ。
この後、午後3時におやつが出されるほか、午後5時からは30分の夕食休憩もある。決着は10日夜の見込み。

