東京都の小池百合子知事は2日の定例会見で、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で飼育されているジャイアントパンダ4頭が6月末ごろ中国に返還されることをめぐり、上野動物園のジャイアントパンダ2頭の今後について問われ、現時点での見解を示した。
アドベンチャーワールドのジャイアントパンダの中国返還は、ジャイアントパンダを保護するために中国側と結んでいる共同プロジェクトの貸与契約が、今年8月で満了することを受けたもの。一方、先月末に訪中した日中友好議連会長で自民党の森山裕幹事長は、中国側の関係者に対し、ジャイアントパンダの貸与を要請している。
一方、2021年6月23日に誕生し、現在上野動物園で飼育されている「シャオシャオ」と「レイレイ」も、来年2月に返還期限を迎える。小池氏は、上野のパンダについて東京都として中国側にどう働きかけを行っていくのかと問われると、「そういう報道については承知している」とした上で、「野生動物の保全という取り組みは重要であり、これからも上野動物園における日中共同の繁殖研究プロジェクトについては継続していきたいと考えています」と述べた。

