伊藤匠叡王(22)が斎藤慎太郎八段(32)の挑戦を受ける、将棋の第10期叡王戦5番勝負第4局が26日、千葉県浦安市「ハイアットリージェンシー東京ベイ」で行われる。両対局者は25日に現地入り。対局場の検分を行った後、前夜祭に参加した。2人が訪れるのも初めてなら、同ホテルでのタイトル戦開催も初めてだ。
シリーズは現在、伊藤の2勝1敗。初防衛まであと1勝としている。「今まで宿泊したことがなくて、どういう感じなのか楽しみにして来ました。部屋に広々としたテラスが付いていて、1人で泊まるのがもったいないようなぜいたくな空間で、タイトル戦の特別感を味わっております。将棋のタイトル戦だと和のイメージが多いが、こういう機会に将棋に注目してもらえるきっかけになれば。シリーズも佳境ですが、1局を通して集中を保ってよい対局をお見せできれば」と、平常心で決意を表明した。
一方、もう負けられない斎藤は、「熱意を込めて準備してもらえたのが分かれ、うれしく思います。いい対局をお見せできるのが恩返しになれば。目の前の対局に集中して指せるよう、まず1つ返せるよう精いっぱい頑張りたい」と抱負を語っていた。

