女優黒木瞳(64)が12日、群馬県上野村の御巣鷹の尾根で慰霊登山を行った。乗員乗客520人が犠牲となった1985年(昭60)の日航ジャンボ機墜落事故からこの日で40年。事故で亡くなった宝塚同期の親友、北原遥子さん(本名・吉田由美子)の墓碑に同期2人と並んで手を合わせた。墜落現場となった同地を訪れたのは初めて。迷いと葛藤の末、登山を決意。亡き親友に「やっと来られたよ」と語りかけた。

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黒木と北原さんは、悩みも将来も恋愛も何でも話す間柄で、同期も2人は無二の親友と認識していた。黒木は「気がつくといつも一緒に行動していました」。事故に遭わなければその翌日も東京で会う約束をしていた。黒木は宝塚最後の東京公演の真っ最中。北原さんは既に退団し、女優活動を始めていた。事故当日の昼、本番前に北原さんから電話があり「今日はこれから大阪に行く。東京に戻るのは明日かな」と言っていた。その日夜、墜落事故が発生。「聞いた後の記憶がほとんどない」。通夜には同期に体を支えてもらいながら何とか参列できたという。

黒木瞳「やっと来られたよ」宝塚同期の親友、北原遥子さんの墓碑を訪問 日航機墜落事故から40年