藤井聡太王座(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が同学年の伊藤匠叡王(22)の挑戦を受ける、将棋の第73期王座戦5番勝負第1局が現地時間の4日午前9時(日本時間同日午前10時)、シンガポールのセントーサ島にある「アマラ・サンクチュアリ・セントーサ」で、伊藤の先手始まった。
午後0時10分になって、50分間の昼食休憩に入った。伊藤はシンガポールチキンライス(海南ポークチキン、パンダンジンジャー香るご飯、ピクルスとコラーゲンアワビの鶏スープ添え)と冷たい緑茶、藤井はシーフードラクサとパイナップルジュースをそれぞれ注文した。
シンガポールチキンライスは、ゆでた鶏肉と鶏だしで炊いた香り米、チリやショウガなど特製ソースが添えてあるのが特徴。炒めたご飯に鶏肉を混ぜてトマトケチャップで味をつける、日本のケチャップライスとはまったく違うという。
ラクサは、シンガポールやマレーシアを代表する東南アジアの麺料理。香辛料やハーブを使った独特のスープが特徴だ。主に酸味のあるタマリンドベースのものと、ココナツミルクを使ったクリーミーな2種類に大別される。
午後1時になって対局は再開された。雁木(がんぎ)に構えた後手の藤井が、先制攻撃を仕掛けている。
持ち時間は各5時間。この後、午後3時ごろにおやつが出される。夕食休憩は午後5時から5時30分(いずれも現地時間)。決着は4日夜の見込み。

