スウェーデン出身の環境活動家グレタ・トゥンベリさん(22)が、トランプ米大統領と再び激しいバトルを繰り広げている。
トランプ大統領は6日、パレスチナ自治区ガザ地区に向かう人道支援船団に参加し、イスラエルに拘束されて強制送還されたトゥンベリさんについて、「彼女はもう環境問題には関心がないようだ。アンガーマネジメント(怒りの制御)の問題を抱えている。医者に診てもらうべきだ。まだ若いのに、とても怒っていて、本当に狂っている」と記者団に述べて批判した。
自身をトラブルメーカーだと呼び、怒りを抑えられないといわれたトゥンベリさんは7日、自身のSNSでトランプ氏の発言に反応。「ドナルド・トランプ大統領がまたも私の人格を褒めたたえていると聞いた。私のメンタルヘルスを心配してくださり、感謝します。アンガーマネジメントの問題への対処法があれば、ぜひ教えて下さい。あなたの素晴らしい実績から察するに、あなたも同じ問題を抱えているようなので」と応戦し、痛烈に皮肉った。
トゥンベリさんが、トランプ大統領の神経を逆なでしたのは今回が初めてではない。6月にガザの人々に支援物資を届ける最初のミッションに失敗した後も、トランプ大統領は「彼女は奇妙で怒っている」「アンガーマネジメントの教室に通うべきだ」と発言。
また、2019年に当時高校生だったトゥンベリさんが米タイム誌の「今年の人」に選出された際にも、「本当にばかげている。アンガーマネジメントの問題に取り組まなきゃならない。それから友達と良い映画を観に行くべきだ。落ち着けグレタ、落ち着けグレタ!」と自身のSNSに投稿していた。
この時もトゥンベリさんは、「落ち着けドナルド、落ち着け!」と投稿して反撃していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

