テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは27日夜の放送で、同日夕に6年ぶり4度目の来日をしたトランプ米大統領の、日本側に対する「思惑」について、コメントした。
スタジオ出演した同局の梶川幸司ワシントン支局長が「予測が難しいトランプ大統領のことですから、実際はふたを開けてみないと分からない」と指摘し、28日午前に行われる日米首脳会談では、トランプ氏が高市早苗首相に3点を求めてくる可能性があるとの解説がなされた。日米関税交渉で合意した5500億ドル(約80兆円)に及ぶ巨額投資の内容のほか、防衛費増額、ロシア産エネルギー(「サハリン2」)の輸入停止が挙げられる中、大越氏は「極めて重要な課題が話し合われることになりそうです」と応じた。
NHK時代にワシントン特派員の経験も持つ大越氏は、「大統領専用ヘリや大統領専用リムジンを、事前にアメリカからわざわざ持ち込んで移動に使う。アメリカがいつもやることではありますが、アメリカ大統領が外国を訪問するということは、それくらい本当に、入念な事務方の事前の準備がある。それは日米首脳会談への準備と同じと言えるわけで」と指摘し、「かなり(日米両政府の)事務方で、詰めることころは詰めた上で、明日の首脳会談に臨むのではないかと思います」と分析した。
その上で「ただ、トランプ大統領の場合、その場の空気などによって、事務方の想定をはるかに超えた言葉を繰り出してくる可能性もある」と、必ずしも事前準備どおりにはいかない可能性があることにも言及。「全体として歓迎ムードがある中でも、明日は日本政府にとって極めて重要な、気を抜くひまのない1日となりそうです」と、推測した。

