キヤノングローバル研究所上席研究員で中国事情に詳しい峯村健司氏が24日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で中国政府が態度を硬化させ、あの手この手で日本を揺さぶっていることを「一言で言うと焦りだと思います」とまとめた。
「中国側としてはこれだけやれば、そろそろ高市政権も謝ってくるだろうと思っていたら、まったく動かない。さあ、どうしようというところで今、手をあぐねている状況だと思いますね」と峯村氏は分析した。
その根底には国内の経済状態があるとも見抜いた。「コロナが明けた後、各国の経済は復活していますが、中国だけはどんどん停滞している状況なんです。不動産の不況とかがあって、難しい。中でも日本企業の中国への投資が支えになっているが、経済カードであまりにも日本をたたき過ぎちゃって、日本企業が出て行くことを恐れている。今、矛盾に挟まっている状態ですね。レアアースも本当は切りたいですし、(外交カードとして)用意はしているんですが、やりすぎてしまうと、日米で中国以上にやめようよという動きが増えている。あまりやりすぎると、中国のレアアースの依存が減ってしまうという矛盾をはらんでいる」と、中国の状況をさまざまな事例で説明していた。

