将棋界の50代以上のベテラン棋士が公開対局で熟練の技を見せる、第3回達人戦立川立飛杯準決勝、羽生善治九段(55)対佐藤康光九段(56)戦が7日午後1時から東京都立川市「立川ステージガーデン」で始まった。先手後手を決める振り駒はと金が3枚出て佐藤が先手、羽生が後手となった。佐藤が準々決勝で前回優勝の丸山忠久九段(55)を破った時と同じ角交換型振り飛車を採用した。
日本将棋連盟の会長も務めたこの両者の対決は、羽生の116勝55敗。今回で計172局になる。これは中原誠16世名人対米長邦雄永世棋聖の187局に次いで、将棋界歴代2位となる。
午前中に行われたもう一方の準決勝では、森内俊之九段(55)が郷田真隆九段(54)を下した。森内対こちらの勝者の決勝はこの後、同所で行われる。
達人戦は持ち時間は各30分、使い切ると1手30秒未満での指し手が要求される早指し戦。

