東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)の一般公開が25日、最終日を迎えた。上野動物園には事前抽選で選ばれたファンが観覧し、午後4時ごろ、中国への返還前最後の観覧を終えた。都によると、25日の募集枠は4400人。抽選の倍率は24・6倍だった。
最終観覧時間となった午後4時ごろには、観覧エリアの出口に500人以上のファンが集結。その多くは抽選に落選したファンとみられ、ぬいぐるみや自作のグッズなどを手に「ありがとう!」と叫ぶ来園者の姿も見られた。
観覧を終え、涙ぐみながら観覧エリアを後にするファンも多く、三重県から来園した50代女性は「修学旅行でパンダを見に来て、好きになった。東京に野球を見に来るたびにパンダも見に来ていたので、すごく寂しい。『元気でね!』と伝えてきました」と、涙ながらに話した。
シャオシャオ、レイレイは、コロナ禍だった21年6月23日に誕生。上野動物園で双子のパンダが誕生したのは初だった。
2頭は27日に日本を発ち、28日中に中国の施設に到着する予定。中国に返還されれば、1972年(昭47)10月28日にカンカン、ランランが来日してから初めて、ジャイアントパンダが日本国内で不在となる。

