元テレビ朝日社員の玉川徹氏が29日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。衆院選で各党の「外国人政策」に求めたいことを語った。

衆院選の争点の1つである「外国人政策」について取り上げる中、昨年在留外国人が395万人超と過去最多になったことを紹介。日本では生産活動を担う15~64歳の人口がこの30年で約1300万人減少しており、これを補うように外国人労働者が増えていることも伝えた。

玉川氏は、人口減少に伴う外国人労働者の増加について「この問題って実はものすごく根深いというか難しい問題で」と切り出すと、「これは感情の問題だと思う。異質なものは排除したいという感情がどうしても人の心の中にはある。特に日本人はそれが強いんじゃないか」と語った。「村意識って言葉がありますけど、共同体の中で生きてきた日本人が多くて、その名残が残っていて。見慣れない人たちなんです、外国人ってのは。その見慣れない人が一気に増えてくると、それに対して感情的な反応がどうしても起こってしまう。そこが政治の世界であえてテーマとさせられている」と外国人政策が注目される理由を語った。

外国人観光客の増加に触れながら「インバウンドで多くの外国人がいて見る機会が増えた。見慣れない人たちを見る機会が多くなったっていうところと、感情的な排除の気持ちが結びついてる」と分析。また「正直に言うと、僕もどこかに観光に行く時に外国人がいっぱいいるところにはあまり行きたくないなって思っちゃう。これは感情なんです」と話した。

玉川氏は「政策的に問われるべきは感情じゃなくて」と前置きしながら、日本の労働人口減少に言及。2040年には1000万人超の労働力が不足するとした調査を紹介し「これはあらゆるところに影響が出てきます」と懸念した。

昨年話題になったクマ被害についても「元をたどれば(原因は)人口減少だった。まさか人口減少がクマ被害につながるとは思ってない、誰も。そういうことがこれからいっぱい起きてくる」とし、「そういうものを感情じゃなくて、理性と論理と理屈でどうしたらいいか政策は考えないとならない。それは自分自身にも言い聞かせてます」と述べた。