将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将=23)が昨年11月に竜王連続5期獲得により、史上3人目の永世竜王資格を得た京都市「京都競馬場」で25日、偉業をたたえる記念碑が除幕された。
除幕式には藤井、日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手(56)が出席した。
京都競馬場では数々の名勝負が繰り広げられた。特に菊花賞は牡馬3冠、秋華賞は牝馬3冠の最後のレースで注目度が高く、武豊騎手は05年、菊花賞でディープインパクトで3冠制覇するなど、歴史を刻んできた。
記念碑の建立に武騎手は「競馬ファンはもちろんですが、競馬に足を運んだことがない将棋ファンのみなさんにも来ていただければなと思う」と話した。
昨年11月の竜王戦第4局の前夜祭に出席した際、あいさつを交わしたが「対局直前だったので余計なことを言ってはいけないと思っていた」と振り返った。
この日は2人で会話したが、「すごい穏やかで、普通の23歳の男の子でかわいいいなと思った」と
藤井が揮毫(きごう)した「雲外蒼天(そうてん)」について「格好良いなと思った」と感想を話し、「現役をやって行く上で刺さる言葉ですね」と話した。
関係者が藤井に武騎手が小学校のとき囲碁将棋クラブに入っていたことを伝えると、藤井は少し驚き、関係者が「一局どうですか」と勧めたが、武騎手は「参りました」と対局前に“投了”したと笑いながら話した。

