高市早苗首相(65)は9日の衆院予算委員会集中審議で、8日に投開票された石川県知事選で落選した現職の馳浩氏の応援に、イラン攻撃開始直後のタイミングで入った判断に賛否があったことについて問われ、「不適切だったとは思っていない」と主張した。

中道改革連合の小川淳也代表の質問に答えた。

高市首相は2月28日夕、イラン攻撃が発生した直後のタイミングで空路、金沢入りして馳氏の応援を行い、終了後は新幹線で帰京し、官邸に戻った。その後、関係閣僚を集めて対応に当たった。イラン攻撃対応より選挙応援を優先したのではないか、と強い批判を受けた経緯がある。

小川氏の指摘に、高市首相は「攻撃が発生した後、即座に情報収集のための組織を官邸に立ち上げ、出発前に、どれくらいの情報が何時間くらいで集まってくるのかを確認した。各国の大使館からの情報や外務省や防衛省が集める情報など、相当な時間が必要だとのことだった」とした上で、「移動中も含めて集まった情報については報告を受け、私からは、新しい情報の指示を出しながら移動をした。その上で夜、閣僚会議を開いた」と述べた。

関係閣僚会議について「過去の同様の事態より、はるかに(実施まで)短い時間で開催され、閣僚に報告できる情報が集まった後に開催された」と強調。その上で「不適切だったとは思わない。危機管理は十分に行ったつもりだ」とし、選挙応援に出向いた対応に問題はなかったとの認識を示した。