高市早苗首相は14日の衆院予算委員会で、簗和生農相の一連の問題に関する説明責任について「いろんなことが今回あって、なかなかみなさまの納得をいただけていない説明しかできていない今の現状が、私は残念でなりません」と語り、簗氏の説明ぶりへの不満を口にした。
共産党の辰巳孝太郎議員への答弁。
高市首相は「私は大臣を選ぶときに、政策構築能力、この分野にどれだけの知識や情熱を持っているかを重視した」とした上で、簗氏の答弁能力に言及。「昨日以来の答弁も、この(一連の)問題になりますといまひとつですが、農業政策では紙も見ずにしっかりと答えるすばらしい答弁をしていた」と指摘した。
「本来は大臣として十分な能力を兼ね備えた人。本当に日本の農林水産行政のために活躍をしてほしいという思いで選んだ」とも述べた。
高市首相は13日の衆院予算委員会では、「もう少し説明責任を果たさせてやってください」と、野党議員に懇願するように伝えていた。
2日間にわたった衆院予算委員会での質問は、辰巳氏で終了した。高市首相は今回の衆院予算委では最後となった野党との質疑で、当初の様子とは異なり、簗氏を突き放したような口ぶりをみせた。
高市首相はこの後、官邸で簗氏と面会する可能性がある。

