浅草国際通り沿い、六区を代表する場所に店を構えて80年! 日本人が大好きな“うなぎとすし”が、両方味わえると評判なのが「水喜」(TX浅草駅A2出口徒歩2分)。浅草国際劇場(現・浅草ビューホテル)の右隣にその店はある。
「すしとうなぎ、両方一流って珍しいじゃないの…。本格的にこれで勝負する店は、ここが初めてかもしれない!」と胸を張るのは2代目・井上弘大将(79)。特に自慢なのが、うなぎのタレだという。80年間、継ぎ足し継ぎ足しを繰り返した秘伝のタレは、まろやかでこくがあると評判なのだ。しかしそのタレもピンチがあったとか。「東日本大震災の時は大変だった。大事なタレを絶やすまいと、必死に入れ物を押さえました。少しはあふれてしまいましたが、何とか守れたことで役目を果たせました」と大将は当時を振り返ってくれた。
店の一押しメニューは、「うなぎずし」。うなぎとのりは相性が良いので、客は必ず注文するそうだ。「ランチずしにもうなぎずしを出血サービス中!」。大将の心意気に江戸っ子の粋を感じた。
◆水喜 台東区西浅草3の16の11。【電話】03・3841・4278 営業時間(通常時)=平日正午~午後2時、同5時~10時。土曜・日曜・祝日正午~午後10時。水曜日定休。

